建設汚泥・残土処理プラント

建設汚泥・残土処理プラントシステム
下水工事や地下鉄工事に伴う大量のシールド掘削泥水や建設工事から発生する残土を汚泥処理・残土処理・水処理の過程を経て再生砂を生産します。泥水を処理して生産した再生砂は民間の埋戻用砂として流通し、残土を処理した再生砂は、福岡市認定の再生砂A類(洗砂)で土木工事等の埋戻し材として高く評価され多くのご使用をいただいております。 当プラントは福岡市より、建設発生土リサイクルプラントの認定を受けています。 処理に伴い発生するスラリーは脱水処理後、わが社の第三工場に送られ、人工石粉の原料として使用し、再生路盤材の添加剤として第一工場に運ばれ添加されます。 残土処理工程は、泥水(細粒分)の多い残土に対応するため、ホッパーにはエプロンフィーダーを採用し、大容量の1次トロンメルを使用することで、残土の中の塊をときほぐし、ふるい分けることができます。また2次トロンメルには独自形状の羽根を設けることで、残土の洗浄をより完全に行います。さらに分級機で製品(砂)と泥に分級され脱水し、ストックヤードにストックされた後、土木工事の埋め戻し材として製品化されます。
建設汚泥・残土処理プラント
水処理プラント
泥水はシックナーで沈殿させて一時スラリー槽に貯蔵した後、脱水され、脱水ケーキとなる。脱水ケーキは第3工場の人工石粉の原料となります。
汚泥処理プラント
水分85%以上の泥水をホッパーに受け入れ、混気ジェットポンプ(MJP)の混気ジェット水で洗浄されながらスクリーンで分級され、ポンプでスパイラルエーキンスに送られ製品(砂)と泥水に分離されます。

樋口産業グループ